- 「仙台矯正歯科クリニック」ウェブサイト
- http://www.sendai-oc.jp/
先に紹介した舌側矯正は「フルリンガル」とも呼ばれ、歯の上下の裏側に矯正装置をつけて、外側からは完全に見えないようにする治療方法ですが、ハーフリンガル矯正はその言葉どおり、矯正装置を半分だけ歯の裏側につける治療方法です。
具体的には、外側から見えやすい上の歯列にのみ舌側矯正器具（裏側矯正器具）をつけ、あまり目立たない下の歯列には通常の矯正器具（表側につける矯正器具）を用います。フルリンガルでの舌側矯正はどうしても費用が高くなりがちですが、ハーフリンガルではフルリンガルよりも費用が安くなるというメリットがあります。
目立ちにくい下の歯列にのみ通常の矯正器具をつけるので、「あまり外見的な問題は気にしない」という人や、「目立ちやすい上の歯列だけを裏側矯正にして費用をなるべく抑えたい」という人におすすめです。また、人によってはフルリンガルだと「矯正器具が舌にあたってどうしても気持ち悪い」「発音が悪くなってしまう」ということもあります。そういう人は無理にフルリンガルにするのではなく、ハーフリンガルでの治療が推奨されます。
仙台矯正歯科クリニックでは「歯の表側につける矯正器具もできるだけ目立たないようにしたい」という人に合わせて、見た目が透明なプラスチック製のブラケットや、目立ちにくい乳白色のブラケットなども用意しています。透明色や乳白色のブラケットは歯と同化して見えるため、外見的な問題が生じにくいというメリットがあります。